山形の夏の風物詩の、冷し中華とは全く別物の、冷しらーめんの元祖の、栄屋本店を紹介します。場所は、奥羽本線の山形駅から1.5キロで、徒歩で約20分です。
こちらが、栄屋本店です。訪問は夏の暑い夏の12時半頃で、店の前に行列ができています。
「元祖山形 冷しラーメン」の、大きな紺色の幕が、店頭にあります。
店の入口は、こんな感じです
店の入口横は、こんな感じです。
栄屋の創業は、昭和7年の1932年で、創業90年を迎えたそうです。そして、昭和24年に、メニューに中華そばが加わり、昭和27年に、牛肉と醤油で煮た後に、一晩冷やし、固まった油を取り除いた後、鰹と昆布の出汁を入れて、ブレンドした植物油でコクを出し、固まることのないスープを完成させて、冷しラーメンをメニュー化させたそうです。
余程、らーめん消費量で新潟に負けたのが悔しかったのでしょうか、この論法が堂々と成り立つと、茨城県が、万年魅力度ランキングで、最下位であることが成り立つ論法で、かなり苦しい「9年連続日本一」を主張しています。
駐車場は、左隣の三浦人形店の裏側に、4台分あります。
着座したところから、入口方面の店内を見ると、こんな感じです。
着座したところから、奥の座敷を見るとこんな感じで、テーブルが4つあります。
座敷の入口の上には、商売繁盛の熊手と、能面のついたのれんが飾られています。
お会計コーナーはこんな感じで、レジ横では、冷しらーめんを販売していて、奥に、冷水器があります。
お品書の最初のページには、温かいらーめんと、冷しらーめんのラインナップが、ぎっしりと書かれています。
お品書きの次のページからは、最初のページの勢いはどこへやら、いつの日かメインでなくなったような、きそば・うどん類と、トッピングと、お飲み物とお土産のページになっています。
おすすめの「元祖 冷しらーめんシリーズ」は、カラーでパウチされています。
裏の面は、温かいメニューで、何故か一部が、黒く塗りつぶされています。
今回は「冷し栄らーめん」を注文しました。「冷し栄らーめん」は、普通の冷しらーめんが、氷の浮いた涼しげな器に盛られ、ほうれん草・トマト・レタス・コーン・パセリと、卵・エビのトッピングが追加されています。麺は中太麺で、冷たいスープによく絡まっています。さっぱりとした、冷たいスープと麺のハーモニーがたまらず、スープもごくごく飲めて、熱中症対策にはもってこいです。
美味しくいただきました。