消費期限当日?? 最上川千本だんご  奥羽本線・山形新幹線 大石田駅

 

 山形県の大石田町で、週末には行列のできる最上川千本だんごを紹介します。最上川千本だんごは、添加物が一切入っていないので、消費期限(賞味期限ではありません)が買った当日になっています。また、あんこの層が分厚く、だんごによっては結構インスタ映えするものもあります。

 最上川千本だんごの由来は、山形市内のデパートの大石田フェアで「明日には、固くなるだんごはいかがですか」という呼び声で、一日1,000本の販売を達成した記念に、今までの「大石田だんご」という名前を「最上川千本だんご」と改名したそうです。

 場所は、奥羽本線の大石田駅から、徒歩で10分強で950mです。山形新幹線改め特急つばさの全列車が停車します。

こちらが、奥羽本線の大石田駅の駅舎で、階段状の、不思議な駅舎です。

 大石田駅から北へ1キロの場所で、新幹線車両が、単線のガータ橋を通過する奇妙な光景が見れます。

 そして、大石田駅の南西に、最上川千本だんごの店があります。

 撮影日は、2023年の5月27日で、土曜日の午前10時過ぎに行くと、こんな感じで、建物の中の通路の中に、行列ができています。

 

 列の最後部の入口には、自動販売機があります。

 その右隣りには、お手洗いがあります。

 

 列の最後部の入口から入ったところを、行列がなくなった時に撮影するとこんな感じです。

 ここは、旧田中家の中蔵を飲食スペースにしていて、中はこんな感じです。

 通路の至る所に、QRコードや「だんごおしながき」と、購入方法の案内があります

 「だんごおしながき」と、購入方法の案内を、じっくり見ると、こんな感じです。

 白い蔵の扉の間には、紙でできた、だんごのモビールがあります。

 旧田中家の中蔵と、売り場と工場の建物の間には、お手洗いがあり、お手洗いの入口の扉にはこのように、だんごが描かれています。

 通路の途中の窓からは、少しずつ、製造工程を見ることができ、最初の米とぎと、だんごの素の製造過程と、だんごの素を切ってだんごにして、串刺しする過程を見ることができます。

そして、工場の前の通路を抜けると、混雑時に、だんごを注文する場所にたどりつき、商品の品切れ情報も分かります。

 そして、お品書きを渡され、表の面は、こんな感じです。

 お品書きの裏の面は、こんな感じです。

 そして、いよいよ注文口が、見えてきました。

 「だんごをお買い求めのお客様へ」の注意書きが、入口にあります。

 こちらが、正規の「ご注文承り処 お会計」で、今回のように、混雑時には、事前に注文した時に、注文用紙を渡され、その、注文用紙の内容を、ここで会計して、会計後に番号カードを引きます。

 そして、並び始めて約40分後に、ようやく番号カードを引きました。

 そして、番号カードの番号が呼ばれたら、お隣の「おだんごお渡し処」で、だんごを受け取ります。

 「ご注文承り処 お会計」と「おだんごお渡し処」の間には、「ナッツだんご」「くるみだんご」「あんこだんご」「ごまだんご」「しょうゆだんご」「ずんだだんご」「だだちゃ豆ずんだだんご」の7種類の、だんごのあんの入ったケースの前に、それぞれのだんごの値札があります

 その下には、いかにもインスタ映えしそうな、9種類のだんごがあります。

 「おだんごお渡し処」の隣の冷ケースでは、本業の豆腐屋の、とうふ・厚揚げ・がんもどき・おからを販売しています。

 会計時に、店内で食べる選択をしたので「ご注文承り処 お会計」の左側の、イートインコーナーで食べるとしましょう。

 着座して、入口側はこんな感じで、お茶のサーバーがあり、自在鍵に鉄瓶が下がっている、囲炉裏を演出したテーブルと、座席があります。

 

 今回購入しただんごは、カリフォルニア産のクルミを使った「ナッツだんご」と、地グルミを使った「くるみだんご」と、高級枝豆の「だだちゃ豆ずんだだんご」と、「だだちゃ豆ずんだだんご」を頼んだうえで、注文をとったお姉さんのイチオシの「ずんだだんご」と、一発で糖尿病が進行しそうな「抹茶いちご」の5本です。

 

 「ナッツだんご」は、カリフォルニア産のくるみなので、「輸入くるみだんご」でもいいような気はしますが、くるみがトッピングされていて、細かく砕いたくるみが、くるみペーストに混ざって、だんごにかかっています。「くるみだんご」は、地グルミを、さらに細かくすりつぶして、ペースト状にしたもので、だんごにかかっています。

 「だだちゃ豆ずんだだんご」は、冷凍のだだちゃ豆ですが、口に入れると、だだちゃ豆の風味がガツンときます。「ずんだだんご」は、冷凍感ゼロの、砕かれた枝豆の風味が、口いっぱいに広がります。

 「抹茶いちご」は、あんこで挟まれただんごに、抹茶あんを厚く乗せて、更にその上に、スライスしたいちごがトッピングされています。

 「抹茶いちご」を横から見るとこんな感じで、下のあんこの層と、抹茶あんの層がかなり厚くなっています。

 「抹茶いちご」を持ち上げようとしましたが、バランスが崩れる未来しか見えなかったので、断念しました。だんごを1個食べると、このとおり、バランスを崩し、転倒してしまいました。

 

この後には、七兵衛そばで食べ放題のそばを食べようとしましたが、このだんご5本を食べたら腹12分目となり、グロッキーになり、断念しました。