2021 SLファンフェスタ 12/4下今市駅構内に行ってきました。(下)

 2021年の12月4日に、東武鉄道の、下今市駅構内で行われた、「2021 SLファンフェスタ」へ行った時の様子をお伝えします。このパートは、下今市駅構内の機関庫に潜入した時の様子や、機関車の転車台の様子や、展示車両の様子についてお伝えします。

 

 いよいよ機関庫に、潜入します。

いつもは入ることのできない、扇形機関庫に潜入。

 機関庫の、線路の下は、床下で作業員が、点検できるようになっていて、SLの燃えカスがキャッチできるようになっています。

機関庫の線路下。作業員が点検できるようになっていて、SLの燃えカスがキャッチできるようになっている。

 DE10を、後ろの正面から見ると、こんな感じです。

後ろの正面から見たDE10。

 機関車に描かれた、北斗星の星マークを、この角度から見ることができます。

機関車に描かれた、北斗星の星マーク。

 転車台が、こんなに間近に、見れちゃうんです。

転車台が、こんなに間近に見れる。

 転車台の操作室も、こんなに間近で見れます。

 

転車台操作室。

 機関庫の全景も、普段は撮影できない場所から撮影しました。

機関庫全景。SLがいなくなり、少し寂しい。

 重連のC11だって、こんなに間近に見れちゃいます。

重連のC11。東武線内でもなかなか重連には、お目にかかれない。

 C11の正面を、線路から撮影することも、できちゃいます。

C11の正面。ホームから先頭を撮影するのではなく、線路から正面を撮影できる。

 原色のDE10は、ピカピカに塗装されていて、「ふたら」のヘッドマークが、掲げられています。後ろに連なる客車も、原色の青い客車です。1両減車し、客車も若干違います、遠目に見ると、国鉄時代に天北線を走った「急行 天北」の名寄以北の編成に、見えなくもないです。やはり、この原色の組み合わせは、国鉄時代を彷彿させます。

原色のDE10。

 そして、2021年の秋にデビューした、展望車のオハテ12の外観です。外から見ると、どうも車内は「檻の中」にしか見えないのは、私だけでしょうか?

オハテ12の外観。乗客がいると、檻の中の動物に見えてしまう。

 客車の座席には、人ではない、何やら先客がいるみたいで、客車の中を見学することができます。

客車の見学を待つ人の列。

 客車の車内に入るには、この専用のタラップを上がって入ります。

専用のタラップ 。いかにも線路から仮に車内に入る手段といった雰囲気がバリバリ伝わる。

 1号車のオハフ15の車内です。この日は、全車両のほとんどの座席に、このように、ヘッドマークと写真が、置かれています。

1号車のオハフ15の車内。先客はいろいろなヘッドマークと写真だった。

 にこまるも、ヘッドマークがありました。

「にこまる」のヘッドマーク。

 ヘッドマークのない、座席部分もありました。やはり、製造時のそのままの姿が残っています。私は、14系の現役時代には、北海道で「急行 はまなす」に1両だけ自由席があり、そこだけ人がぎゅう詰めになった車内に乗ったことが想起されます。今ならコロナで、速攻クラスターが発生しているほどの混雑ぶりでした。14系を初めて見たのは、子供の頃に米沢駅で特急つばさ51号を見た時で、EF71に牽引された14系は、威風堂々とした長大編成でした。この、簡易リクライニングシートが並ぶ車内との初めての出会いは、14系ではなく、183系1000番台の特急ときの車内でした。子供の頃、母の実家の新潟への帰省の時には、行きは急行佐渡の12両編成の165系で行き、帰りは、特急ときで帰っていましたが、この頃は、まだ181系も走っていて、181系のロマンスシートよりも、183系の簡易リクライニングシートの方が、格が上だと、子供心に思っていました。今思えば、何と罰当たりな子供だったのだろうと、反省をするところです。小学校高学年になると、行きには、急行 ざおう号で米沢まで行き、米坂線で新潟まで行ったり、新潟までの往復に、「急行 いいで号」を使ったり、18きっぷの黎明期に18きっぷで、信越線・北陸本線・大糸線・中央本線といった、クレイジーな帰り方を、親父を道連れにしていたことを思い出します。今思うと、親父はよくこんなクレイジーな、バカ息子の立てた計画に、素直についてきたかと感心します。

思い出詰まった簡易リクライニングシート。

 2号車のオハテ12の車内は、こんな感じで、外に向いたベンチが並んでいます。

2号車のオハテ12の車内。外に向いたベンチが並んでいる。

 照明は、蛍光灯ではなく、レトロ感あふれる白熱球風の照明です。

照明はレトロ感あふれる白熱球風の照明。白熱球風としたのは、もしかしたらLEDかもしれないので。

 この、展望スペースから、C11の重連を撮影すると、こんな感じです。

ちょっとだけ上から目線で撮影した、C11の重連。

 2号車のボックスしーと部分にも。ヘッドマークと写真がずらりと並んでいます。

オハテ12の車内。ガチでヘッドマークが並んでいる。

 鉄道むすめの、東武鉄道の「姫宮 なな」と、大樹の「大桑 じゅり」の、コラボヘッドマークです。

東武鉄道の「姫宮 なな」と、大樹の「大桑 じゅり」のコラボヘッドマーク 。

 最後尾のスハフ14の車内も、これでもかと言わんばかりに、両側の座席にヘッドマークと写真が置かれています。

最後尾のスハフ14の車内。両側の座席にヘッドマークと写真がバリバリに置かれている。

 SL大樹の運行開始1周年に、下今市駅前に、2018年の9月22日と、23日の、2日間限定で出現した、Nikko Beer Garden in Imaichiとの、コラボヘッドマークです。

Nikko Beer Garden in Imaichiとの、コラボヘッドマーク。キリンのマークに、つい誘われる。

 クリスマスの時には、このヘッドマークで運行されました。

クリスマスの時のヘッドマーク。毎年使えるデザインですな。

 今では、ほとんどの列車で聞くことのできない、国鉄車両の客車列車では、当たり前のように聞くとのできた、ハイケンスのセレナーデのオルゴールと共に、子供たちの車内放送体験もありました。

車掌室から子供が放送する前に、ハイケンスのセレナーデのオルゴールとが流れる。

何気におじさんでも楽しむことができました。このように、SL大樹や、DLや、客車などの、普段は見れないところを楽しめるイベント、できれば、今度はドリームカーが見れるようなイベントが、今後も開催されることを願っています。