鹿児島グルメといえば、白くま・きびなご・かるかん・さつまあげ・黒豚などが有名ですが、鹿児島グルメで全く思いつかない、完全に圏外の、ミラクル海老タルちゃんぽんを紹介します。
場所は、指宿枕崎線の谷山駅から2.5キロで、歩くと約30分です。
こちらが、鹿児島中央駅から4つ目の、2両のディーゼルカーには似合わない、谷山駅です。
こちらは、谷山駅の外観です。どう見ても、単線非電化の路線の駅とは程遠く、地方の新幹線の駅にしか見えませんね。
今回は、時間の都合上、谷山駅からタクシーで移動しました。タクシー乗り場は、駅前の屋根のかかったところにあります。
そして目的地は、「鹿児島県共同トラックターミナル」です。見ての通り、普通の食堂の造りではなく、どちらかというと、工場のような建物です。しかし、建物の横には、工場には似つかわしくなく、料理ののぼりがはためいています。
工場のような建物の入口は、やはり、食堂の入口感はゼロです。
2階の食堂の入口は、1階の地味な入口とは裏腹に、左側には布袋様、右側には、お盆に乗った羊を持つ、執事のような人形が、本日のおすすめと、営業中の看板を持っています。
店内を進み、正面はお会計になっていて、窓口が2つあり、イチオシメニューをPRしています。
そしてレジ横に並ぶメニューは圧巻で、どれを食べたらいいのか、ガチで迷います。
そして、お目当てのミラクル海老タルちゃんぽんは、1,000円でおつりがきちゃいます。
お茶やお水は、セルフサービスで、水のピッチャーのセルフサービスコーナーがあります。
待っている間に、漫画を読むこともできます。
そしていよいよ「ミラクル海老タルちゃんぽん」が、運ばれてきました。2本の海老フライとタルタルが崩れないように、肉入りの野菜炒めが山盛りに盛られ、スープは、ちゃんぽんの白いスープではなく、透きとおった黄金色です。
海老フライと、タルタルソースの部分をアップで見ると、こんな感じです。
麺は、ちゃんぽんらしい太麺で、透きとおった黄金色のスープは、長崎ちゃんぽんの味のような、あっさりしたスープです。
やはり、「とんこつ風味」になる味変が気になり、少しタルタルソースを混ぜました。透きとおった黄金色のスープは、またたく間に白く濁りましたが、とんこつスープ味の神様は、私にはまだ降臨しませんでした。
大胆にもタルタルソースを全部混ぜ、ビジュアルはとんこつラーメンに少し似てきたものの、あっさり味のスープにマヨネーズのコクがアップして、美味しいスープですが、とんこつスープの味はしませんでした。
結局、とんこつスープの神様が降臨することなく完食しました。