北海道の刑務所といえば?という問いに、ほぼ誰もが答えられる網走刑務所です。網走刑務所で、実際に囚人が食べていた、メニューを再現した食事を体験できる、網走の、博物館 網走監獄の入口の横にある、監獄食堂をご紹介したいと思います。
ホームページの冒頭画面で、決して「懐かしい味」だった…とは言わないでいただきたい。とあります。
しかし、毎日こんな美味しい食事が食べれるなら、監獄に入ってもいいかな、といった錯覚が起きてしまう美味しさです。是非、網走に行く機会がありましたら、食べてみて下さい。
場所は、網走駅から約4キロのところにあり、歩くにはちょっとしんどい距離です。
「観光施設めぐりバス」が、4月1日から9月30日まで運行されていて、札幌発の特急 オホーツク1号に乗ると、バスを使って、スムーズに博物館 網走監獄まで行くことができます。
バス乗り場が、少しわかりにくいところにありますので、注意が必要です。網走駅の改札口を出て、正面の大通りを左側に進みます。ちょうど、すき家の前にある、網走駅前②番バスのりばから、観光施設 天都山方面行きの、12時44分発のバスに乗ると、10分もかからずに到着することができます。
そしてこちらが、博物館 網走監獄の入口です。大きな門の横には、小さな詰所があり、脱走できる雰囲気ではありませんね。
そして、この門の中に、バスの停留所があります。ちゃんと、帰りのバスの時刻をチェックしてから、食堂に行きましょう。
バス停の脇の、詰所の前の坂を上っていきます。
坂を上ると鏡橋があり、鏡橋の由来は、出所するときに「流れる清流を鏡として、我が身を見つめ、自ら襟をただし目的の岸にわたるべし」との思いが込められているそうです。
鏡橋を渡ると、脱走ができなさそうな、博物館 網走監獄の入口の門があります。
その門の手前を左側に進むと、監獄食堂に到着します。監獄食堂は、博物館 網走監獄の外にあるので、博物館 網走監獄の入場券を買わなくても、利用することができます。そして、このきれいな建物が、監獄食堂です。当時の面影はゼロでしょうね。
店内は、木の、暖かいぬくもりが感じられるような造りとなっていて、照明も、白熱球の電球の色の明るさになっています。そして天井が高く、開放感もあります。店内に入って、右側はこんな感じで、入口付近には一人掛けの座席があり、奥には4人掛けの席があります。
店内に入って、右側はこんな感じで、入口付近には一人掛けの座席があり、奥には4人掛けの席があります。
右側には商品のお渡し口のカウンターがあり、その奥には食器の返却口があります。
入口の券売機で食券を買うと注文となるシステムで、呼ばれたらカウンターに取りに行きます。まずは、北海道らしく、サッポロのクラッシックで一献します。
そして、監獄食Aを取りに行き、着座しました。一見、素朴な感じですね。メインのサンマは、頭が落とされている冷凍サンマです。そして、切干大根に中華サラダと麦飯と味噌汁がつきます。それぞれのパーツが美味しくいただけ、おかずはビールのアテにもなり、ビールがすすみます。
完食しました。