「駅の宿ひらふ」は、日本で唯一の営業している駅の駅舎が民宿になっている宿です。夕食は、営業している駅のホームでバーベキューを食べることができ、夕食の時間には列車が停車し、列車の停車や出発を眺めながら食べられます。このパートでは、宿の中を紹介します。
駅の宿ひらふの中に入って正面左側は、食堂兼談話コーナーになっています。
右側には、業務用キッチンカウンターがあります。カウンター全体を見るとこんな感じで、右側にはお会計コーナーがあり、タブレットがぶら下がっていて、左側には電子レンジやポットがあり、ポットの下にあるお茶を飲むことができます。
カウンターで、グッズや羊蹄山ビールの販売の案内をしています。
タブレットは、いろいろな情報が発信されていて、列車到着の3分前になると、列車の接近を案内をしてくれます。
入ってすぐ左に、お客様冷蔵庫があり、その上に、スリッパと歯ブラシがあります。
冷蔵庫の左横には、日本ハムのユニフォームが飾ってあります。
冷蔵庫の右上の裏には、古い運賃表が飾られています。
談話コーナーの机とイスは、手作り感があふれています。
正面の壁には、ニセコの地図と、道内の列車の、サボなどの各種グッズが、飾られています。
中央には、薪ストーブがあります。
洗面所には洗濯機があり、有料ですが洗濯ができます。お手洗いは洋式の簡易水洗です。お風呂の内風呂は、一人でゆったりと入れます。
その他に、一本の丸太をくりぬいた、一人用の露天風呂があります。
客室はこんな感じで、テーブルとくつろげそうな座椅子があります。
入って右側には2段ベッドがあり、コロナ前はドミトリーで相部屋でしたが、今は、人数制限をして、一部屋借り切るスタイルです。
テーブルの上の、ご案内を見てみましょう。
最初の見開きには、宿の概要と、見取り図が書かれています。
次の見開きには、ご案内とお願いが書かれています。
最近は、北海道の夏が暑くなったからなのか、窓には、冷房専用のエアコンがあります。
エアコンの左下あたりには、てんとうむしやカメムシ多発の注意書きと、吸引用のミニクリーナーが、セットされています。
窓とベッドの間には、ファンヒーターと空気清浄加湿器があります。
ファンヒーターと空気清浄加湿器の上には、営業の案内があります。
その横には、飲み物やカップ麺の販売の案内があります。
シーツと枕カバーは、セルフでセットします。
バスタオルは、カゴに入っています。
部屋の入口には、回送列車やラッセル車を含む、列車の時刻表が貼ってあります。
鉄道マニアはもとより、ニセコに近いので、スキーヤーが宿泊することもあるそうです。
その3 食事編に続く