北海道の利尻島以外では売っていない、乳酸菌飲料のミルピスを紹介します。ミルピスは半世紀以上の歴史があります。ミルピスは自家製で、ミルピスの販売所にはいろいろな飲み物も販売しています。地元の方の話によると、訪問時にはミルピスの店主は入院しているとのことでしたが、無人販売所になっているので、ミルピスは購入することができるとのことでした。
場所は、利尻島の、沓形フェリーターミナルから、約4キロ離れたところにあります。
ただ、沓形フェリーターミナルは、建物は立派ですが、夏のシーズン限定で、礼文島から1日1便しか船が発着しません。稚内からのフェリーは、全て、約14キロ離れた、鴛泊港に発着します。歩くには、めちゃくちゃしんどい距離です。利尻島内に、バスが走っています。
こちらは、2023年4月28日から9月30日までの、バスの時刻表です。バスは、島をぐるりと1週するルートなので、鴛泊港から行く場合、新湊という停留所で下車し、鴛泊方面に道道105号線を550m歩くと到着します。Bコースの方が、距離は短く、逆回りだとかなり時間がかかります。
ミルピスの店の入口には、昭和のアンテナがバリバリ立っている、手作り感あふれる看板があります。
入口には、赤いミルピスの幟が、風ではためいていました。
奥の、古い建物が、ミルピスの販売所となっています。
そのすぐ右側の、新しい民家の横には、標高1721メートルの、利尻山が、控えています。
そして、こちらがミルピスの、店舗の建物です。
建物の入口は、こんな感じです。
営業は、店主がいなくても無人販売しているみたいなので、年中無休だそうです。
店内右側はこんな感じで、飲食スペースがあり、壁にはメニューと、観光地の提灯や、写真や新聞のの切り抜きやパンフレット等が、所狭しと並んでいます。
中には、手書きの利尻の花情報も書かれています。
店の左側の壁には、いろいろな人のサインや、宅急便の送り状が、貼ってあります。
お金は、カウンターの上の、このケースの中に入れます。
このように、ケースを開けると、おつりがスタンバイされています。
お金の清算が済んだら、昭和の香りがバリバリする冷蔵ケースから、ミルピスを取り出します。
そして、こちらが、冷蔵ケースから取り出したばかりのミルピスです。
底の部分に、ミルピスの成分が沈んでいるので、がっつりとびんを振って成分を混ぜ混ぜしましょう。混ぜ混ぜが完了したミルピスです。
お味は、ざっくりと、カルピスウオーターですが、カルピスウォーターより優しく、すっきりとした味わいです。