
JR日南線は、宮崎県の日南海岸沿いを走るローカル線で、宮崎空港線と接続する区間と、純粋なローカル線区間を併せ持つ変化に富んだ路線です。1913年に一部区間が開業し、その後の延伸や改軌を経て、1963年に国鉄日南線として全線開通しました。
かつては志布志線や大隅線とも接続していましたが、現在は志布志駅が終着駅となっています。2026年1月、3月のダイヤ改正で廃止された快速「日南マリーン号」に乗車した様子では、平日にもかかわらず多くの利用客が見られました。
南宮崎駅を出発した列車は、宮崎駅方面からの乗り継ぎ客も加わり、立客が出るほどの盛況でした。沿線では青島や「鬼の洗濯板」など日南海岸の美しい景色が楽しめ、広渡川や山並み、市街地の風景も次々と現れます。
各駅で少しずつ乗降があり、観光利用だけでなく地域の移動手段としても使われている様子がうかがえました。終点の志布志駅ではフェリーターミナルへのアクセス利用も見られ、筆者は全区間を通して一定の利用が続いていたことから、列車廃止を惜しむ印象を受けています。
現在は上り最終列車のみが快速「日南マリーン号」として残されており、景色豊かな日南線は一度体験する価値のある路線だと紹介しています。



