
高松琴平電気鉄道(琴電)は、利用者の利便性向上を目的に琴平線の複線化と新駅整備を進めています。2020年には伏石駅が開業し、2026年には栗林公園~三条間、2027年には太田~仏生山間の複線化と多肥駅の開業が予定されています。
これにより、高松築港~仏生山間約8kmが複線となり、地方私鉄でも有数の規模となります。この取り組みの背景には、2001年の経営破綻と、その後の経営改革があります。
行政と連携して新駅設置や沿線整備を進めることで、利用者の増加と安定した運行を目指しています。複線化は増発のためではなく、新駅設置による所要時間の増加や運行の乱れを防ぐことが主な目的です。
一時はLRT化構想も検討されましたが、輸送力や費用などの課題から実現には至らず、新駅設置と複線化が優先されました。現在は利用者数も回復傾向にあり、新型車両「2000形」の導入も予定されるなど、琴電は新たな時代に向けた整備を進めています。


