ふく物語の販売場所と取扱店
新作駅弁のふく物語は、山陽新幹線の主要駅や首都圏などで広く販売されています。まず西日本では、新山口駅の駅売店や広島駅の新幹線構内売店で購入できます。また、東日本では2026年10月1日(木)に発売されました。東京駅の「駅弁屋 祭」などで扱われています。加えて、全国の百貨店でも展開されます。駅弁大会や催事イベントで順次発売される予定です。
- 広島駅:新幹線構内「廣島驛辨當」売店など
- 新山口駅:駅構内売店
- 東京駅:「駅弁屋 祭」など
- その他:全国百貨店の駅弁大会、催事会場(順次展開)
- 通信販売等:広島駅弁当の公式サイト予約など
なお、販売期間は2027年3月末までの期間限定となっています。ただし、東京駅などの店舗では注意が必要です。日ごとに入荷数や販売時間が変動します。
ふく物語のお品書きと価格
ふく物語の販売価格は、税込1,680円に設定されています。特に、主役は本格的なふぐ料理の数々です。老舗料亭の伝統の技を受け継いでいます。例えば、ご飯にはふぐ出汁の「ふぐ飯」が使われています。上には香ばしいふぐそぼろが敷き詰められました。
| 料理名 | 内容と特徴 |
|---|---|
| ふぐ飯とふぐそぼろ | 特製のふぐ出汁で炊いたご飯にそぼろと青のりをトッピング |
| ふぐのから揚げ | 香ばしく揚げた骨付きのから揚げ |
| 一夜干しのみりん焼き(ふぐ) | 旨味を凝縮させた一夜干しの焼き物 |
| ふぐ皮煮こごり | ぷりぷりとした皮の食感が残る一品 |
| 白菜とふぐ皮のあん肝和え | あん肝のコクと皮の歯ごたえを合わせた和え物 |
| 特製ふぐ入り蒲鉾 | ふんわりと仕上げた特製かまぼこ |
| 春帆楼だいだいぽん酢 | から揚げやご飯の味変に使える別添ぽん酢 |
さらに、出汁巻き玉子や蓮根の甘酢漬、奈良漬なども添えられています。このように、多彩な調理法でふぐの魅力を一度に味わい尽くせる豪華な構成です。
ふく物語の誕生背景と春帆楼の歴史
ふく物語は大型の観光企画を契機に誕生しました。2026年10月開幕の「山口デスティネーションキャンペーン(山口DC)」です。一方で、山口県内では近年、駅弁業者の撤退が続いていました。かつて下関駅で親しまれた店も消え、食文化の衰退が懸念されたのです。そこで、郷土の味を守るため広島駅弁当が動きました。2026年1月頃に春帆楼へ協力を依頼し、共同開発が進められたのです。
監修を務めた下関市の春帆楼は歴史ある名店です。日本で初めてふぐ料理の提供が公式に許可されました。実際に、1888年に初代総理大臣の伊藤博文が同店を訪問しました。その際、出されたふぐ料理の美味に深く感銘を受けています。その結果、長年続いていたふぐ食の禁止令が解禁されました。秀吉の時代からの禁令が、山口県で全国に先駆けて解かれた経緯があります。そのため、ふく物語には伝統の技が凝縮されています。歴史ある下関の食文化を、列車の旅の中で手軽に堪能できます。



