
京浜急行電鉄は、京急久里浜線の単線区間6.2kmを複線化する計画を凍結し、事実上断念しました。背景には、久里浜以南の利用者減少と三浦半島地域の急速な人口減少があります。
久里浜線では、京急久里浜~京急長沢間と三浦海岸~三崎口間が単線のまま残っていましたが、輸送力強化の必要性が薄れたため、京急は2026年3月期決算で20億円の減損損失を計上しました。さらに、過去には油壺延伸計画も凍結されており、これで久里浜線の拡張計画はすべて凍結となりました。
利用者数は2005年から2024年までの19年間で約27%減少し、コロナ禍後も回復が鈍化しています。背景には、三浦市や横須賀市で続く人口減少があり、2050年にはさらに大幅な人口減が予測されています。
現在、久里浜線はすでに減便が進んでいますが、今後は利用者減少により、さらなる減便や短編成化、京急久里浜駅での系統分離などが検討される可能性があるとされています。



