
東京メトロ千代田線の綾瀬駅には、北綾瀬支線の3両編成区間列車が発着する全国的にも珍しい「0番線」があります。0番線は北綾瀬支線の開業を見越して建設時から用意されていましたが、1979年の北綾瀬駅開業後もしばらく使われませんでした。
当時は利用者の乗り換え利便性を重視し、区間列車を綾瀬駅の中線で折り返していました。そのため、上り・下りホームのどちらからも同じホームで乗り換えることができました。
しかし、1980年代に入ると千代田線の混雑が激しくなり、朝ラッシュ時の増発が必要になりました。中線での折り返しでは本線運行への影響が大きくなったため、1985年3月から区間列車は本来の計画どおり0番線を使用するようになりました。
その後、北綾瀬駅の利用者数は予想を大きく上回って増加しました。これを受けて東京メトロは北綾瀬駅の10両編成対応工事を進め、2019年から本線との直通運転を開始しました。
現在は多くの列車が本線へ直通する一方、0番線は3両編成の区間列車専用ホームとして使われています。

