
2011年の新潟・福島豪雨で被災し、11年ぶりに復旧した JR只見線 は、絶景路線として国内外から観光客を集め、地域活性化の象徴となっています。一方で近年は降雪による運休が頻発し、観光客の落胆や宿泊キャンセル、通学への支障など地域への影響が深刻化しています。
沿線の風景写真で知られる写真家の星賢孝さんは、以前は豪雪でも運休が少なかったと指摘し、現在の運行体制やJR東日本の姿勢に疑問を呈しています。また、2011年豪雨ではダム関連設備の流出が橋梁被害を拡大させたと主張し、電力会社への訴訟も起こされましたが請求は棄却されました。
現在も土砂堆積による災害リスクが残るとして、防災活動を続けています。一方で、地域では撮影者向けの除雪や臨時バス運行など観光客受け入れの努力も進み、多くのインバウンド客が訪れています。
しかし、沿線自治体による活性化協議会は連携不足で形骸化しており、地域一体となった実働組織づくりが課題となっています。地方鉄道を地域振興に生かすには、地域住民が主体的に関われる政策や支援が重要です。


