
JR北海道は、赤字が続く8つの「黄色線区」を維持する方法として、「上下分離方式」を検討しています。これは、列車運行をJRが担い、線路や駅などの維持管理を北海道や自治体が負担する仕組みです。
鉄道解説系YouTuberの鐵坊主氏は、福島県の只見線を参考に独自試算を実施。導入した場合、JR北海道の負担は年間約37億円に減る一方、北海道は約78億円、沿線自治体は約33億円を毎年負担する可能性があるとしました。
特に宗谷線では、人口約600人の音威子府村で、住民1人あたり年間20万円近い負担になる試算もあり、自治体からは「負担は極めて困難」との声が上がっています。一方で、物流や観光に重要な路線は、国の支援や観光活用によって維持できる可能性も指摘されています。
今後は、「鉄道を残す価値」を地域全体でどう示すか、北海道や自治体、国がどのように負担と役割を分担するかが大きな課題となっています。






