
北海道新幹線では、青函トンネル前後の共用走行区間で、新幹線の最高速度を現在の140km/hから260km/hへ引き上げることを目指し、2026年6月から11月にかけて夜間の高速走行試験を実施します。試験では、E2系とH5系車両を使用し、輪重・横圧測定、電車線離線率測定、圧力変動測定の3項目を中心に、安全性や設備への影響を確認します。
この取り組みは、ゴールデンウィークやお盆などの多客期に260km/hでの営業運転を実現し、東京~新函館北斗間の所要時間短縮を図ることが目的です。新幹線の利便性向上によって、飛行機との競争力強化や将来の札幌延伸に向けた高速化の基盤づくりが期待されています。
また、新函館北斗~札幌間の延伸工事も進められており、2026年6月には全17本のトンネルのうち12本目となる後志トンネルが貫通しました。一方で、工事の遅れにより札幌延伸の開業時期は2038年度末以降となる見込みです。
今回の高速走行試験は、将来のより速く快適な北海道旅行の実現に向けた重要な取り組みです。


