
丸ノ内線や銀座線は、トンネルが小さいため、一般的な電車のように屋根の上へ冷房装置を置けません。そのため、屋根と天井の約30cmのすき間に薄型の冷房装置を設置しています。
しかし、車内が暑くなる理由はいくつかあります。混雑すると人の体温で車内の温度が上がり、冷房だけでは十分に冷やせません。
また、冷房装置の設置場所が限られているため、送風機を十分に配置できず、車両の端が暑くなりやすいです。さらに、電車の冷房は冷たい空気を車内に送りながら、熱い空気を屋根から外へ排出しています。
そのため、駅に停車すると冷房の排熱でホームが暑くなることがあります。地下鉄の駅は熱がこもりやすく、換気や冷房を行っても熱気を逃がしにくいです。
近年は猛暑や地球温暖化によって気温が上昇しているため、冷房能力を高めても、暑さとのいたちごっこになっているのが現状です。

