
西武鉄道は2027年春、新宿線の特急「小江戸」を、新型車両「トキイロ」を使った「トキイロエクスプレス」に置き換えます。トキイロは、ロングシートとクロスシートを切り替えられるデュアルシートを採用しています。
デュアルシートは1996年に近鉄が導入して以来、さまざまな鉄道会社で改良されてきました。コンセントやドリンクホルダー、テーブル、リクライニング機能などが追加され、快適性が大きく向上しています。
トキイロは座席間隔1010mm、座席幅460mmで、リクライニング機能、ドリンクホルダー、コンセントを備えています。実際に試乗した筆者は、歴代のデュアルシートの中でも最高の座り心地と評価しています。
置き換えられる「ニューレッドアロー」と比べても、座席の形状やクッション性などでトキイロの方が快適だと感じています。一方で、大きな窓や背面テーブルがない点は特急車両に比べた弱点です。
今後、テーブルや車窓の問題が改善されれば、通勤車両と特急車両を両立するデュアルシートがさらに進化すると考えられます。



