
鹿島臨海鉄道大洗鹿島線は、水戸~鹿島サッカースタジアム間53kmを結ぶ路線です。1969年に設立され、当初は鹿島臨海工業地帯への貨物輸送を目的としていました。
1978年には旅客営業を開始しましたが、利用客が少なく、1983年に一度廃止されました。その後、国鉄が水戸方面への延伸を引き受けなかったため、鹿島臨海鉄道が路線を引き受け、1985年に大洗鹿島線として旅客営業を再開しました。
1992年には7000形気動車による快速「マリンライナーはまなす」が運行されましたが、1998年に廃止され、現在は各駅停車のみです。車両は主に、トイレ付きで転換式クロスシートの6000形と、ロングシートでトイレのない8000形が使用されています。
2026年度からは新型車両も導入される予定です。実際の乗車では、通勤・通学時間帯に高校生を中心とした利用者が多く、特に鹿島大野や大洋などでは車内が非常に混雑していました。
一方、新鉾田で多くの高校生が降りると、車内は一気に空きました。大洗では観光客の利用もあり、沿線全体で一定の需要があることが分かります。
大洗鹿島線は線形が良く、最高速度90km/hで走行しますが、6000形は揺れが大きいという特徴があります。また、鹿島神宮~水戸間は1時間以上かかるため、今後導入される新型車両にはトイレの設置が望まれます。
6000形は今後数を減らす予定のため、現在のうちに乗車しておくのも楽しみの一つです。



