
鉄道車両の多くは、さびに強いステンレスやアルミを使用しているため、塗装をせず金属のまま運行されています。特にステンレス車両には「コルゲート」や「ビード」と呼ばれる凹凸加工が施されており、これは車体の強度向上や溶接時の歪みを目立たなくするためです。
1960年代の初期ステンレス車両ではコルゲートが採用されていましたが、1970年代後半に軽量ステンレス車体が登場すると、必要な部分だけに凹凸を設けるビードへ移行しました。ビードは強度を確保しながら清掃しやすく、デザインの自由度も高める利点がありました。
さらに1990年代以降は製造技術の進歩により、車体内部の補強で強度を確保する方式が普及し、外側の凹凸がほとんどない平滑なステンレス車体が主流となりました。これにより、現在のステンレス車両はよりすっきりとした外観になっています。













