
私鉄特急の上級座席は、1929年に東武鉄道の貴賓・展望車が登場したことに始まります。その後、近鉄の個室設備や伊豆急行の「ロイヤルボックス」など、豪華な設備が発展しました。
1988年には近鉄「アーバンライナー」に本格的な上級クラスである「デラックスシート」が登場し、1990年代には東武「スペーシア」の個室や小田急「RSE」の「スーパーシート」、近鉄「伊勢志摩ライナー」の「デラックスカー」など、多彩な上級座席が導入されました。2000年代以降は、近鉄「アーバンライナーnext」や富士急行「フジサン特急」などで快適性が向上しました。
特に2013年に登場した近鉄「しまかぜ」は、プレミアムシートや個室、カフェ車を備え、私鉄特急の豪華化を大きく進展させました。近年では、近鉄「ひのとり」や「あをによし」、東武「スペーシアX」などが登場し、プレミアムシートや半個室、ラウンジ、スイートルーム級の個室を備えるなど、私鉄特急の上級クラスはさらに進化しています。
中でも「スペーシアX」の「コックピットスイート」は、昼行特急の最高峰ともいえる豪華設備として高い人気を集めています。













