
全国には、車両運用の都合などで、特急用車両を普通列車として運行する例があります。飯田線では、373系特急形電車が普通列車200M・207Mとして運行されています。
200Mは駒ケ根を6時12分に出発し、天竜峡まで約2時間かけて走ります。途中の駅で多くの乗客が乗り込み、伊那大島や市田などでは大きな乗降があり、最終的には立ち客が出るほど混雑します。
通常2両編成の普通列車では対応しきれない利用客を、3両編成の373系が運んでいることが分かります。天竜峡から折り返す207Mは乗客が少なく、373系の座席やセミコンパートメントをゆったり利用できます。
373系は座り心地も比較的よく、特急列車に乗っているような感覚を味わえます。このように、飯田線の200M・207Mは、特急形車両を普通列車として利用できる「乗り得」列車の一例です。


