
2018年3月末に廃止されたJR三江線の代替交通として運行を開始した石見交通の「江津川本線」が、利用者の減少を理由に2027年3月末で廃止される方針となりました。江津川本線は、病院や学校、商業施設などを結び、地域住民の通学や通院、買い物を支えてきました。
しかし、1日当たりの利用者は平均8.1人にとどまっています。運賃が鉄道時代の670円から1120円に値上がりしたことや、運行本数の減少、観光客の減少などが利用者離れの要因と考えられています。
沿線の川本町と江津市は、地域住民の生活に欠かせない交通手段として路線の存続を求めており、今後協議が行われる見通しです。鉄道の廃止は、地域住民の移動手段だけでなく、観光客を呼び込む機会も失うことにつながります。
代替バスまで廃止されれば、地域の孤立や人口流出が進むおそれがあります。この問題は、人口減少や公共交通の維持に悩む全国の地域に共通する課題です。





