
JRの大都市近郊区間では、実際の乗車経路に関係なく最も安い経路の運賃が適用されるため、同じ駅を二度通らない「ひと筆書き乗車」で安く長距離を移動できます。東京メトロでも原則として最も安い経路の運賃が適用されますが、改札外乗り換えがある場合は別のルールが適用されます。
たとえば「茗荷谷駅→麹町駅」はIC178円ですが、「麹町駅→茗荷谷駅」は池袋で改札外乗り換えをすると209円になります。一方、市ヶ谷・後楽園を経由すれば178円で利用できます。
これは、改札外乗り換えでは、乗り換え駅までの運賃が最短経路の運賃を超える場合、その高い運賃が必要になるためです。また、JR東日本の浜川崎駅でも、南武線と鶴見線の乗り換えで改札外を通る必要があります。
ただし、ICカード利用時は簡易Suica改札機にタッチせず乗り換えるなど、通常とは異なるルールがあります。つまり、最安運賃の特例を利用できる場合でも、改札外乗り換えがあると運賃計算が変わるため、乗車経路だけでなく乗り換え方法にも注意が必要です。





