
小田急電鉄の特急ロマンスカーは、新宿と箱根湯本や片瀬江ノ島などを結ぶ観光・通勤向けの看板列車です。その中でも「ふじさん」は、JR東海の御殿場線に乗り入れ、新宿と御殿場を結ぶ関東大手私鉄唯一のJR東海直通の定期列車です。
小田急線と御殿場線の直通運転は1955年に始まり、当初は気動車が使用されました。その後、御殿場線の電化に伴ってSE車が導入され、RSEやJR東海の371系を経て、現在はMSEが「ふじさん」として運行しています。
列車名は2018年に「あさぎり」から「ふじさん」に変更されました。「ふじさん」は新松田駅のホームには入らず、連絡線を通ってJR松田駅に乗り入れます。
松田駅では小田急とJR東海の乗務員が交代し、その後、御殿場まで運行します。新松田駅には連絡線を管理する信号設備があり、車両の搬入や譲渡などにも連絡線が利用されるため、重要な役割を担っています。
JR松田駅は1889年に開業し、新松田駅は1927年に小田原急行鉄道の開業とともに誕生しました。新松田駅は現在も快速急行や急行などが停車し、地元住民だけでなく登山客や外国人観光客にも利用されています。
また、松田町は河津桜や富士山の景観でも知られています。小田急のロマンスカーはSE、RSE、MSEへと世代交代し、「あさぎり」から「ふじさん」へと列車名も変わりました。
しかし、新松田駅と松田駅を結ぶ連絡線は現在も重要な役割を果たしています。新松田駅は目立つ駅ではありませんが、「ふじさん」の運行や車両の搬入などを支える重要な拠点です。





