
旧国鉄の近郊型電車「115系・G編成」は、平らな前面から「食パン電車」と呼ばれ親しまれてきましたが、ダイヤ改正でJR西日本での営業運転を終了し、全車が新型車両に置き換えられられました。この車両は、中間車に運転台を設けて先頭車化した「平成の魔改造」により誕生したもので、同様の“食パン顔”は、余剰となった寝台特急用車両を改造した715系・419系が元祖です。
これらは車両不足や経費削減を背景に生まれ、簡易的な改造ながら長期間使用されました。乗降の不便さや車内の暗さといった課題はありましたが、ゆったりした座席など特急型の快適性も併せ持っていました。



