
赤字が続く平成筑豊鉄道は、福岡県の協議会により、将来的に鉄道を廃止して路線バスへ転換する方針が決まりました。背景には、設備の老朽化による維持費の増加や利用者の減少があり、このままでは毎年約10億円の赤字が見込まれています。
中泉駅では、駅員室を改装した理容店を35年前から営む藤田靖治さんが、駅とともに歩んできました。無人駅でありながら地域住民や学生に親しまれ、藤田さんは駅舎の管理や見守り役も担ってきました。
一方で、通学に利用する高校生や地域住民からは、鉄道廃止による影響を心配する声が上がっています。特に朝の通学時間帯は利用者が多く、バスへの転換後に十分な輸送力を確保できるかが課題です。
バス転換の時期や駅舎の存続は未定ですが、100年以上の歴史を持つ中泉駅を残したいという地域の願いもあります。今後は、沿線住民の生活を支えながら、円滑な交通手段の移行を進めることが求められています。








