近鉄週末フリーパスの終了日とデジタル化
近畿日本鉄道は、お得な企画乗車券のデジタル化を発表しました。長年親しまれてきた紙の「近鉄週末フリーパス」は、2026年10月30日(金)をもって発売を終了します。ただし、インターネット通信販売などは2026年10月23日(金)12時に先行して終了するため注意が必要です。なお、紙版の乗車券は2026年10月31日(土)利用開始分まで使えます。後継となるデジタル版は、2026年11月5日(木)10時から発売されます。そして、2026年11月6日(金)乗車分から利用可能となります。
近鉄週末フリーパス後継の料金と購入方法
新しく登場するデジタル版は、スマートフォン専用の乗車券です。実際に、Webサイト「きんてつチケットEモール」限定で通年発売されます。そのため、駅の窓口や自動券売機での販売はありません。また、従来の近鉄週末フリーパスから発売額が改定されます。改定後の料金は以下の通りです。
- 大人:6,000円(現行より1,000円値上げ)
- 小児:3,000円(現行より500円値上げ)
加えて、特急列車に乗車する場合は、別途特急券を買い足すことで「ひのとり」や「しまかぜ」にも乗車できます。
近鉄週末フリーパスは当日買える?前日までの注意点
デジタル版にリニューアル後も、購入期限のルールは引き継がれます。従来の近鉄週末フリーパスと同様に、乗車当日の購入はできません。つまり、乗車開始日の1か月前から前日までにWebで購入を済ませる必要があります。有効期間は、土曜日と日曜日を含む連続3日間です。具体的には「金・土・日」または「土・日・月」の組み合わせで使えます。一方で、火曜日から木曜日にあたる祝日は対象外です。そのため、旅行を計画する際は、必ず前日までにチケットを準備しましょう。
デジタル版で変わるフリー区間と対象外の駅
デジタル化に伴い、利用できるエリアにも一部変更があります。まず、フリーエリアは近鉄線全線と生駒ケーブルです。しかし、従来の近鉄週末フリーパスで乗車できた西信貴鋼索線(西信貴ケーブル)は対象外となります。さらに、柏原駅や長田駅といった他社との共同使用駅も利用できません。また、葛城山ロープウェイの50%割引特典も廃止されます。このように、利用できる区間や特典に細かな違いがあるため、利用前にしっかり確認しておきましょう。
あいえすの見解
かつて近鉄週末フリーパスを使い、18きっぷと組み合わせて旅をしました。大阪の上本町から特急しまかぜで賢島へ向かい、名古屋まで移動しました。また、道中で寄り道も楽しんだため、余裕で元は取れました。一方で、特急券は含まれないため乗車時の買い間違いには注意が必要です。
デジタル化は時代の流れや駅員の省力化からやむを得ない動きといえます。そのため、1,000円値上がりしても3日間使えれば十分にオトクです。平日3日間を5,000円で使えるパスの登場にも期待しています。



