
宗谷本線は旭川と稚内を結ぶ全長約260kmの路線で、1926年の全線開通から2026年で100周年を迎えます。明治時代に道北開拓のため建設が始まり、その後は樺太(サハリン)への連絡鉄道として発展しました。
稚内と樺太を結ぶ連絡船も運航され、戦前は重要な交通路として機能していました。戦後は「最果ての鉄道」として知られ、北海道北部の雄大な自然や独特の風景を楽しめる路線として親しまれてきました。
沿線には塩狩峠や天塩川、サロベツ原野、利尻富士などの景勝地があり、多くの旅行者を魅了してきました。一方で、人口減少や利用者の減少により経営環境は厳しく、名寄―稚内間はJR北海道が単独での維持が困難とする区間に含まれています。
また、北星駅、歌内駅、雄信内駅、抜海駅など沿線の駅の廃止も進んでいます。宗谷本線は北海道の開拓や地域交通を支えた歴史的な路線であり、現在も日本最北端へ向かう鉄道として重要な役割を担っています。








