
旧国鉄士幌線は、北海道の帯広駅から十勝三股駅を結んでいましたが、利用者の減少により1987年に全線が廃止されました。路線には、美しい景観との調和や建設費の削減を目的としたコンクリートアーチ橋が数多く造られ、その多くは現在も「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」として保存されています。
なかでもタウシュベツ川橋梁は、糠平ダムの建設によって湖底に沈み、冬から初夏にかけてだけ姿を現す「幻の橋」として知られています。橋梁群は国道273号沿いから見学でき、第三音更川橋梁や第四音更川橋梁、第五音更川橋梁などを巡ることができます。
タウシュベツ川橋梁は展望台から眺められるほか、間近で見学するには林道を利用しますが、一般車両は通行規制されており、道の駅で貸し出される林道ゲートの鍵が必要です。また、周辺はヒグマの生息地であるため注意が必要です。



