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種別コラム会社JR東日本路線山形新幹線・奥羽本線形式719系・E8系・E3系
コラム 2026.10.25 08:00 筆 あいえす

軍事要塞??工場??山奥にひっそりと佇む誰が使うかわからない駅??

峠駅は山形県米沢市のJR奥羽本線にある無人駅です。特に構内は全長約200メートルの巨大なスノーシェッドに包まれています。さらに豪雪と急勾配を克服したスイッチバックの歴史を今に伝えています。また、山形新幹線がシェルター内を通過する独特の構造が注目されています。加えて、名物の力餅の立ち売りも健在です。

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出典:https://trafficnews.jp/

峠駅が要塞のような姿になった理由

峠駅は標高約622メートルの山中に位置しています。駅全体が巨大なスノーシェッドと呼ばれる覆屋に包まれています。実際に構内には薄暗い洞窟のような空間が広がっています。

特にこの奥羽本線の板谷峠区間は最大33パーミルの急勾配が続く難所でした。そのため、1899(明治32)年の開通時に前進と後退を繰り返して坂を上るスイッチバック方式が設けられました。

また、冬季の豪雪や雪崩から線路と分岐器を守るため、広大な覆屋が建設されました。このようにして、雪を遮る要塞のような閉塞構造が誕生しました。

峠駅に残るスイッチバック遺構と二股の覆屋

実際に峠駅の覆屋を観察すると、途中で二股に分かれている様子が確認できます。例えば片方は現在の本線が通り、もう片方はかつての引き込み線へと続いています。

山形新幹線の開業に向けた工事に伴い、1990年にスイッチバックは廃止されました。つまり列車の性能向上により本線上に直接ホームが移設されたため、かつての設備が残されました。

加えて、旧引き込み線の木造シェルターは保線資材置き場などに活用されています。さらに、2026年10月17日(土)には遺構を見学する団体専用列車が運行されるなど、近代化産業遺産としても評価されています。

峠駅へのアクセスと名物「峠の力餅」

まず峠駅に停車する定期列車は、719系電車などによる普通列車のみです。一方で、山形新幹線「つばさ」のE8系やE3系は構内を高速で通過します。

項目 内容
停車列車 普通列車(上下各6本、1日計12本)
通過列車 山形新幹線「つばさ」全列車
駅形態 無人駅(島式ホーム1面2線)
名物 峠の力餅(8個入り1,000円)

なお、駅前にある老舗「峠の茶屋」では、名物の「峠の力餅」を製造しています。例えば日中の普通列車が到着する時間帯には、ホーム上で昔ながらの立ち売りが行われています。ただし利用時は列車の本数が限られるため、事前に時刻表をよく確認しておきましょう。

峠駅に対するあいえすの見解

小学生の夏休みに50系客車に乗りました。EF71が引く4連スイッチバックの列車です。当時の国鉄は解説もなく淡々としていました。しかし引き込み線に入る瞬間は格別でした。また、全開の窓から入るトンネルの風も心地よかったです。かつては特急つばさのエンジン故障が多発した場所でした。一方で、現在は新幹線がいともたやすく峠駅を通過します。

名物の力餅は今も通過列車の中から毎回買っています。以前は1箱10個入りで1,000円でした。そのため、入数が8個や6個に減った変化も見てきました。また、値段は変わっていません。それでも病みつきになる味わいです。さっぱりしたこしあんと柔らかい餅の組み合わせで、つい買ってしまいます。

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