
JR北海道は、単独維持が困難な8路線について、線路の維持管理を自治体が担う「上下分離方式」を前提に協議を開始する方針を示したしました。すでに廃止前提だった5路線は廃止が完了し、今後は存続を前提とした議論に移っています。
上下分離は鉄道維持の現実的手段とされる一方、日本では国ではなく地方自治体が負担する仕組みであることや、自治体の知識不足、JR基準による高コスト構造、地元への経済還元の乏しさなど多くの課題(盲点)が指摘されています。そのため、制度設計の見直しが必要とされますが、地域鉄道を維持するには一定の上下分離は不可欠ともされています。
今後は、鉄道が地域交通だけでなく観光や地域活性化などの価値を示し、住民や自治体の理解を得られるかが重要な鍵になります。


