一般型車両の新型発表では、ドア数やシート配置、編成長などがたびたび議論になる一方、近年は列車本数の減少や混雑悪化への不満も高まっています。鉄道会社が効率化を優先し、「詰め込み第一主義」に向かっているのと言われても仕方ありません。
JR東日本は中央本線などにE131系を導入しますが、従来の3扉・セミクロスシート中心の車両から、4扉・ロングシート・3両編成へ変わるため議論を呼んでいます。高尾駅のホームドア対応や中央線快速との扉位置統一には利点があるものの、座席数減少や短編成化による混雑悪化が懸念されています。
また、ワンマン運転対応によって省力化・効率化を進める狙いも見えます。さらに山手線では、コロナ禍後も運転本数が十分に戻らず、余剰となったE235系を中央・総武緩行線へ転用する動きもあります。
利用者数が回復しているのに増発せず、短編成化やロングシート化を進める現状について、利用者の快適性よりコスト削減や利益重視になっているようにも見えます。