北見市では2026年、天候に恵まれてタマネギの収穫が順調に進んでいます。北海道は全国のタマネギ生産量の約6割を占め、そのうち約4割が北見市周辺で生産されています。収穫したタマネギを全国へ運ぶ重要な役割を担っているのが、JR石北線を走る通称「タマネギ列車」です。1日1往復で最大55個のコンテナを積み、安いコストで大量のタマネギを輸送できます。しかし、石北線は赤字が続き、JR北海道が単独で維持することが難しい路線です。鉄道をトラックやフェリーに置き換えると、輸送費の増加やトラックドライバー不足によって、農作物の価格上昇や物流の停滞が懸念されます。専門家は、タマネギ列車だけのために鉄道を維持するのではなく、旅客輸送を含めた公共交通として石北線を残すことが重要だと指摘しています。鉄道とバス、タクシーなどをつなげ、北海道全体で便利な交通ネットワークを作ることが求められています。
